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衣服に色をつける方法

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染色
©東京都立産業技術研究センター
アパレル製品の「色(カラー)」というのは、消費者が衣服を購入し楽しむうえで、とても重要視される要素のひとつかと思われます。また、最近では消費者志向の複雑化により、数多くのカラーバリエーションにもとづいた商品が販売され、消費者の選択肢を広げることに貢献しているメーカーもあります。 しかし、衣服の色というのは着用の過程で「色落ち」など、購入時からの変化を引き起こす商品も少なくありません。そうした色の変化を理解するうえでも、どのようにして衣服に色がつけられているのかを知ることが、衣服を楽しむうえで大切なことだと言えます。 そこでこのページでは、基本的なアパレル製品に色がつけられる仕組みでもある「染色」について紹介します。

染色には種類があります

アパレル製品における着色法というのは、わたや糸の段階で染色する「先染め」という方法と、織物や編物、または製品になってから染色する「後染め」という方法に分けられます。

先染め

トップ染め・糸染め~天然繊維を染める場合~
天然繊維の場合は、わたと糸の中間である繊維の束(トップと言われています)で染めることがあり、これを「トップ染め」と言います。また、糸の状態で染める方法を「糸染め」と言います。
原液着色~化学繊維を染める場合~
化学繊維の場合は、紡糸をする前の原料の中に、色をつけるインクの役割をもたらす顔料や染料を入れておき、着色された状態で繊維を製造します。これを原液着色(略して原着)と言います。 原液着色は、染めにくい繊維や同じ色の繊維を大量に作り出す場合に行われます。


後染め


後染めは、近年の多品種少量生産によるアパレル製品において、迅速に注文に対応できることから、現在広く行われている染色方法で、浸染か捺染という方法によって行われます。

浸染
浸染とは、染料を溶かした液体の中に、無地の織物や編物である生地や、製品そのものを浸して均一に着色する方法です。
捺染
捺染とは、プリンタなどの印刷と似た方法で行われ、染料や顔料を含んだ糊剤で模様柄を部分的に生地に印刷し、蒸気などで蒸して、染料や顔料を乾かして固め着色する方法です。
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