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夏になると紫外線の量が増え、肌に「日焼け」を引き起こしたり、眼の角膜に炎症を起こしたりするなどから、人体にかかわる紫外線対策が注目されます。
ところが、紫外線の影響は人体の健康被害だけでなく、衣服やその他様々な分野にも大きな影響を及ぼすことをご存知ですか?
このページでは、紫外線と衣服の関係について紹介します。

様々な影響を引き起こす紫外線

紫外線は、太陽から届く光線に含まれており目に見えない光ですが、様々な化学的作用を起こす力を持っています。そこで、「日焼け」に対しては「日焼け止めクリーム」や「日傘」。眼の炎症に対しては「サングラス」を用いるなどして、人体への健康被害を予防出来ます。

紫外線といえば、このように人体への健康被害としてのみ注目されがちですが、意外な分野にも影響を与える強い力を持っているのです。
例えば、ビール瓶の多くが透明ではなく茶色である理由も、紫外線による味の変化を予防する役割を担っています。

ご存知でしたか?蛍光灯も紫外線が出ています!

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紫外線といえば、太陽光線を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は室内の照明などに使われる「蛍光灯」からも紫外線が出ています。
「日焼けサロン」では、意図的に蛍光灯から出る紫外線の量を多くすることで、肌を焼くサービスを行っていますが、一般家庭などに普及している蛍光灯からは、当然「日焼けサロン」よりは少ない量で、かつ、人体への影響も少ないですが、衣服には影響を与えることが分かっています

つまり、衣服は「太陽の光」や「蛍光灯」から発生する紫外線の影響を受け、化学的な変化を及ぼすことがあるのを、知る必要があります。

紫外線から受ける衣服の変化とは?

現代のファッションでは、衣服の色に対する注目度が高く、アパレルメーカーも消費者ニーズを捉え様々なカラーバリエーションの展開を図っています。
ところで、私たちが様々な色の衣服を手にすることが出来るのは、同時に染料を用いた衣服が普及しているということになります。
実はこの染料が、紫外線からの影響を受け、衣服に「変色」や「退色」などの変化を及ぼす原因と言われています。

染料が紫外線から受ける影響とは?

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基本的に、化学物質である染料は化学的作用によって衣服の繊維に染色されます。
そこに、紫外線という目に見えない光のエネルギーが投射されると、化学的に結合していた染料の分子が分解されてしまうことなどが原因と言われ、「変色」や「退色」を引き起こします。

紫外線から衣服を守るには?

太陽や蛍光灯に紫外線が含まれているとなると、根底として理解しておかなければならないのが、生活の中で常に衣服の「変色」「退色」のリスクにさらされているということです。また、変化は、酸素や汗などの水分によって促進されることから、洗濯やクリーニングなどのお手入れや、保管方法にも気を留めておくことが、衣服を「変色」「退色」から守る為に必要なのです。
そこで以下の防止対策を行い、お気に入りの衣服を守りましょう!

□日光の当たる窓際に衣類を吊るさない。
□長期間蛍光灯の光を受ける場所に放置しない。
□色柄モノの衣服(綿のTシャツなど)を干す際には、裏返して干すようにする。
□クリーニングした衣類は十分乾燥させてから洋服ダンスなどに収納する。

クリーニング屋さんを選ぶ時の参考にも

クリーニング店では、仕上がった品物を店内で保管しているケースがほとんどですが、その場合、蛍光灯からの紫外線防止を行っているお店と、行っていないお店があります。
紫外線防止策を行っているお店では、品物の吊るしてある保管エリア内の蛍光灯を消していたり、何らかのカバーをかけている場合があります。
一方、紫外線防止策を行っていないお店は、文字通り下に品物があっても蛍光灯をカンカンに照らしていたり、ガラス窓などから太陽光が入ってしまうレイアウトになっている場合があります。

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