繊維産業における循環型社会の構築には、生産・流通・消費・回収・再商品化の各段階それぞれが、3Rに向けた役割を果たす必要があります。つまり、わたしたち消費者も積極的に出来ることからはじめることがとても重要になります。
このページでは、循環型社会の構築に向けての具体的な取り組み方の中でも、消費段階におけるリデュースについて紹介します。

Reduce(リデュース:廃棄物の発生抑制)

省資源化や長寿命化といった取組みを通じて製品の製造、流通、使用などに係る資源利用効率を高め、廃棄物とならざるを得ない形での資源の利用を極力少なくする。

可能な限り一着を長く着よう!

衣服の廃棄量を減らす方法として、一番容易な方法は「買い過ぎない」ということです。

進む衣服の使い捨て傾向

近年、衣料品においても低価格商品が好まれ、そうした商品を作る為に生産者は、出来るだけ良質かつお金をかけないで衣服を作る方法を模索しています。それにより、日本より人件費などのかからない海外で生産を行う傾向が、業界全体の大きな流れとしていわれています。
結果、販売される衣料品の低価格化が進み、輸入を中心とした海外からの供給量が急増しているとみられています。

低価格な衣料品が簡単に手に入るようになるのは、消費者にとっては非常にメリットがあると考えられます。ところが一方で、まだ十分着れる商品でも着なくなり、別の商品を買い替える割合が高まっていたりしませんか?例えば「流行だから」との理由で新しい衣服を購入し、まだ着れるはずの前のシーズンに買った衣服を捨ててしまったり、タンスやクローゼットなどに眠らせていたり…。

「まだ着れるモノ」・「まだ使えるモノ」といった、機能や品質面であればまだ役目を終えていないもの、また、修繕や修理すれば使えるものなどは、安易に買い替えをしないことがゴミの排出を抑えます。


衣服を買うときは、よく検討しよう!

衣服を着なくなる理由は、型崩れなど商品の劣化によるものだったり、流行の変化や体形の変化などが挙げられますが、購入する際の検討不足による要因も意外に多くありませんか?
つまり、「衝動買い」や「買ったはいいが組み合わせが難しい…」、また「手入れが面倒臭い」など。。

買った後のことも検討材料に!

気に入った衣服が見つかった時は、確かに非常に嬉しく、興奮するものです。
しかし衣服を無駄にしないためにも、買った後の楽しみ方や手入れ方法についてなど、興奮した気持ちを一度落ち着かせて検討してみましょう。

「長く楽しむことが出来るか」
「手入れは難しくないか」
「自分の持っている他の衣服と上手に組み合わせられるか」
「自分に似合うか」

など、販売員などと相談しながら慎重に検討しましょう。