家庭洗濯で落ちない汚れについて | 循環型社会を目指して | 東京都クリーニング生活衛生同業組合

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家庭洗濯で落ちない汚れについて

去年買ったシャツが、黄ばんでしまった!去年買ったブラウスにシミが!
衣替えなどで、久しぶりに夏服を衣装ケースなどから出してみると...黄ばみやシミが!なんて経験はありませんか?とりあえず、洗濯してみてもイマイチ汚れが落ちない...。あなたならどうしますか?
このページでは家庭洗濯で落ちない汚れについて解説します。

モッタイナイ!半数以上が着続けることを諦めるという実態

3万8000人を上回る消費者が回答した某アンケートによると、「家庭で落ちない汚れがついた衣類はどうするか?」という質問に対して、最も多かったのは「掃除で使う」の30%(29.8)。そして2番目に多かったのは、なんと「捨てる」で24%(23.9)!また「廃品回収に出す」も9%(9.4)おり、家庭で洗っても落ちない汚れがついた衣類は、6割以上の消費者がもう着ることを諦めているという結果になっています。

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そしてグラフを見ても分かる通り「クリーニング店に出す」は10%(10.2)で、「リメイク」は2%(2.1)という結果に。

《アンケート参考》全国ドライ新聞

医師に相談するように、クリーニング師に相談してみよう!


家庭で治せそうにない病気は医師に相談する方が多いかと思われます。
しかし何故家庭で落ちない汚れは、汚れ落としのプロであるクリーニング店(クリーニング師)に相談しないのでしょうか?

人体の健康面と衣服の状態というように、比較対象としてはやや苦しい面はありますが、「分からないことはプロに聞く」といった手法においては同様です。

そこで言えるのは、考え方によっては「汚れが落とせない」→「汚れの落とし方を知らない」ということにも言い換えられます。

程度にもよりますが、家庭で落ちない汚れはクリーニング店では案外落とせたりします。

トレンドの影響により1年前のシーズンで着てたものを着れないということも中にはあると思いますが、トレンドに左右されないスタンダードな衣服であれば、数年に渡って着続けることは可能です。もちろんトレンド品でも着ること自体は出来ますが。

にもかかわらず、黄ばみやシミがあることを理由にあっさり着ることを諦めるのは、やはりモッタイナイと言えるのではないでしょうか。

シミが目立つ為着れないが、とりあえず捨てずにとっておく

「その他」に含まれることで考えられるケースが、「とりあえず捨てずにとっておく」というタイプがいることが想定されます。
特にお気に入りの衣服。値段の高かった衣服。などは、心理的にあっさり捨てることが出来ない人も多いかと思われます。

まさにこうした「とりあえず捨てずにとっておいてある」という方は特に一度クリーニング店に相談してみるのをお薦めします。
案外問題は解決され、再び着れるようになるかもしれません!