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ウェットクリーニングとは

クリーニングには、大きく分けて3つの洗い方があります。
大型ドラム洗濯機などを使い高温で水洗いする『ランドリー』。水ではなく有機溶剤を使いウールやシルクなど水の影響を受け易い品物を洗う『ドライクリーニング』。そして、洗たく物に対する化学的ダメージや機械力によるダメージを抑えた状態において、可能な限り水溶性汚れを除去する『ウェットクリーニング』があります。
『ランドリー』『ドライクリーニング』『ウェットクリーニング』と聞いて、『ウェットクリーニング』はあまり馴染みがないかもしれません。ところが、海外表示を見るとたまにWを○で囲った表示があります。これは商業ウェットクリーニングを意味しており、今後日本においても洗濯表示に追記される予定もある洗い方です。2016年12月より日本においても「ウェットクリーニング」の表示が付けられることになりました。
そこでここでは『ウェットクリーニング』について紹介します。
<注意事項>
このページにおける「ウエットクリーニング」は2016年12月1日より新たに絵表示として追加施行される前の「ウエットクリーニング」に対する考え方のもと紹介しております。
つまり、新しい取扱い表示にある「ウエットクリーニング」の表示が無い場合に「汗抜き」や「Wクリーニング」といった類のドライクリーニングだけでは落とし切れない水溶性汚れを独自の手法で落とす洗浄方法になります。
よって、現在の新しい洗濯表示に付けられている「ウエットクリーニング」とは、厳密には基本的考え方が異なりますのでご注意ください。
ウェットクリーニングとは
ウェットクリーニングとは、「洗浄液として水を使い、洗たく物の化学的・物理的ダメージを極力抑えた状態で行う洗浄方法」です。化学的ダメージというのは、例えば水による作用で衣服の色が抜けるなどが挙げられます。また、物理的ダメージというのは、ウールやシルクなどは水と機械力の影響を受け縮みや風合い変化や型崩れを起こす場合があります。本来そのようなリスクを受けずに洗う方法としてドライクリーニングが行われます。
つまりウェットクリーニングのルーツとして、本来ドライクリーニングすべき洗たく物(水で洗えない洗たく物)を水溶性の汚れを落とすための水処理方法として生まれたという経緯があります。
ウェットクリーニングの対象品
ウェットクリーニングの対象品はおおむね次のように分類できます。
■ドライクリーニングの対象品ではあるが、水溶性汚れを落とす必要がある製品
毛(ウール)素材で飲食物の汚れなどがあるコートやジャケット、絹(シルク)素材で汗ジミのあるブラウスなど。
■ドライクリーニングが不可能な製品
ポリ塩化ビニル製品やドライクリーニングをすると剥がれてしまうような樹脂を用いたプリント製品など。
■水洗いの出来る製品ではあっても、洗たくでの機械力を抑える必要がある製品。
長期の使用による紫外線照射等で強度が低下したカーテン、壊れたり脱落しやすい装飾等が付属している製品など。
■水洗いとドライクリーニングの両方が可能な製品で、汗などの汚れが付着しておりウェットクリーニングが望ましい状態にある製品
ポロシャツやゴルフ用のズボンなど。
海外の洗濯絵表示だと見るウェットクリーニング
衣服に縫い付けてある組成表示や洗濯絵表示の分かるケアラベルは、日本で売られる商品には必ずJIS規格にそった表示がされなければなりません。
ところが、海外商品を見ると日本のデザインとは異なる洗濯絵表示を見ることが出来ます。何故かというと、海外商品はISOという国際規格によって表示がされているからなのです。
そして、JISとISOではクリーニングに関する表示も異なり、しかもISOではドライクリーニングとウェットクリーニングの表示が存在しますが、JISにはウェットクリーニングは存在しないのです。
【注意】平成28年12月に日本のJIS規格で商業ウエットクリーニング絵表示が追加されました。
千差万別なウェットクリーニング
ランドリーやドライクリーニングはある程度画一的な処理を行うことが出来、例えば厚生労働大臣が認可している「クリーニング業に関する標準営業約款」というのがありますが、そこではクリーニング処理基準を設けています。基準では下記の項目に関する条件を品物別で組み合わせることで、標準的な処理を行うことが可能となります。もちろん、この基準を使用してもしなくても良く、あくまで画一的な処理を行う目安として存在します。
(1)洗浄温度および時間
(2)使用する洗剤および助剤
(3)乾燥方法および温度
(4)仕上げの方法・温度および時間
基準が無いウェットクリーニング故に、技術格差あり
一方ウェットクリーニングは、個々の洗たく物の素材や構造、汚れの状態、それを処理するクリーニング所の設備、処理をする作業者の技量などによって様々な方法があります。よって、ランドリーやドライクリーニングのように画一的な処理基準を設定することは難しいのです。
こうした現状により、ウェットクリーニングは技術のバラつきが生まれやすい処理方法と言えます。
言い方を変えれば、職人やお店の考え方の違いにより、ウェットクリーニングの研究を怠らず追求するお店もあれば、それほど力を入れないお店も存在します。その理由の一つとして考えられるのが、リスクがあり手間と時間がかかる為です。
手間と時間はかかるがドライクリーニングだけでは得られないサッパリ感
ウェットクリーニングによる洗浄方法は様々ですが、例えば水槽やたらいなどを使用しての押し洗いや、ランドリーほど強い機械作用はない弱い機械作用がはたらく洗濯機などによって行われるのが一般的です。ちなみに、洗浄にあたっては必要に応じて使用する洗剤や資材などの調合が行われたり、仕上げにおいても、水の影響で変形した衣服をアイロンを駆使して復元するなど、実際の作業は手間と時間がかかることは容易に想像出来るかと思われます。
こうしたことから、どうしても料金がアップしてしまいますが、その分画一的な処理では得られない洗い上がりと仕上がりを得られます。
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この場合持ち込んだクリーニング店が、その場でクリーニング処理が行われているお店なのか?それとも、品物の受け取りや引き渡しだけを行っているお店なのか?の違いがあります。
更に現在では、電話一本で品物を引き取りに来てもらい、数日後クリーニングされた品物を自宅まで届けてくれるサービスなどもあります。
このページでは、クリーニングのお願い方法から知る、様々な特徴を紹介します。
- 中間洗いのススメ
冬が厳しい季節になると多くの方が外出時にコートを着ます。
コートという衣服は下着などのように高頻度に洗う衣服とは違い、所有数も少なく、洗う頻度も少ない方が多いかと思われます。ところが、着用回数は非常に多いという見逃せない特徴もあります。
また、サラリーマンのスーツも同様の特徴を持ち、最近の若者の中にはスーツの所有枚数も極端に少なく、着回しサイクルが早い人もいるようです。
このページでは、着用回数の多い衣服にもかかわらず洗たくやクリーニング回数の少ないコートやスーツの汚れについて紹介します。
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しかし、家計の節約等からか洗たくやお手入れの回数が少なく、クリーニングに持ち込まれる頃には相当ひどく汚れている場合もあるようです。また、家庭洗濯のみで処理している方も増えてきていますが、本来ダウンジャケットを正しく洗うには、手間と時間と技術が必要になり、失敗すれば本来の機能を損ない、かえって寿命を短くしてしまうリスクがあります。
このページでは、ダウンジャケットについて解説します。
- ご存知ですか?布団クリーニングの必要性
クリーニング店では衣類だけでなく、絨毯(じゅうたん)や布団、ネクタイや手袋、最近ではバックや靴などのクリーニングを行うお店もあります。このように、実はクリーニング店は衣類以外の品物もクリーニングを行うお店が沢山あります。
中でも布団のクリーニングは、衛生面を考えると非常に大事なお手入れですが、布団カバーやシーツを洗っただけで満足していたり、天日干しだけで済ませてしまう方が多いようです。しかし、これでは根本的に汚れは落ちていないことを理解する必要があります。
このページでは布団のクリーニングについて解説致します。
- ダウンジャケットの洗濯について
今や冬の本格アウターとして不動の人気を誇るダウンジャケット。また、ダウンジャケットとひとくくりに言っても、価格が安い商品もあれば、高額な商品もあります。そして近頃では節約志向の流れを受け、テレビ、雑誌、WEBなどでダウンジャケットの家庭洗濯テクニックを伝える内容が増えており、チャレンジを試みる消費者も多いようです。
しかし、思い込みや理解不足などにより家庭洗濯に失敗し、せっかくのダウンジャケットをダメにしてしまう消費者も同時に多くいるようです。このページでは、ダウンジャケットを家庭で洗濯する前に知っておきたいポイントを紹介します。
- ホームクリーニングのリスクについて
近年、「ホームクリーニング」という言葉をCMや雑誌などでよく見聞きするようになりました。意味するところは「本来、家で洗い難いものを洗ってしまおう」というイメージでしょうか。
しかし、ホームクリーニングは成功する人もいれば失敗する人もいます。このページでは、「ホームクリーニング」について解説します。
- 違いに注目!宅配クリーニング
近年、共働き世帯などの増加や、クリーニングの新しい利用形態として注目されているのが「宅配クリーニング」です。
電話一本で品物を取りに来てくれたり、インターネットから注文をすると専用バッグが届き、バッグに品物を詰めて宅配業者に取りに来てもらうサービスです。
わざわざお店に持ち込む必要が無いサービスで、かつ保管サービスもセットで付く場合もあるなど、便利な利用方法です。
しかし一方で、宅配クリーニングならではのトラブルもあることは見逃せません。
このページでは、2つの形態に分けられる宅配クリーニングサービスの違いについて解説します。
- ダウンジャケットのトラブル事例
シーズン毎に様々なトレンドがありますが、寒い冬に活躍するコートやジャケットの中でもダウンジャケットは毎年人気のアイテムと言えます。
そこで今回は、ダウンジャケットのお洗濯やクリーニング時に起こる場合のあるトラブル事例を紹介します。
予備知識として理解しておくだけで、ダウンジャケットの買い方や、クリーニング店の選び方のお役に立ちます。
- シミ抜きやウェットクリーニングをお願いしてみよう
クリーニング店のサービスは、ワイシャツ○○○円、スーツ○○○円というように、衣服の種類によって料金体系化されているお店が多いです。理由としては、商慣習的側面と、もちろんお店によって洗い上がりや仕上がりの品質の差は出てきますが、ある程度画一的な処理が可能であることから基本料金化してサービスを提供出来るという側面があるからかもしれません。
ところが、現代社会では衣服の種類は増え、また、着方や汚れ方なども多種多様になっています。
そこで、画一化された処理では落とし切れない汚れを落とすメニューがあります。それが、「シミ抜き」や「ウェットクリーニング」といわれるメニューです。
ここでは、そのようなオプションメニューを利用するメリットを解説します。
- >> ウェットクリーニングとは
クリーニングには、大きく分けて3つの洗い方があります。
大型ドラム洗濯機などを使い高温で水洗いする『ランドリー』。水ではなく有機溶剤を使いウールやシルクなど水の影響を受け易い品物を洗う『ドライクリーニング』。そして、洗たく物に対する化学的ダメージや機械力によるダメージを抑えた状態において、可能な限り水溶性汚れを除去する『ウェットクリーニング』があります。
『ランドリー』『ドライクリーニング』『ウェットクリーニング』と聞いて、『ウェットクリーニング』はあまり馴染みがないかもしれません。ところが、海外表示を見るとたまにWを○で囲った表示があります。これは商業ウェットクリーニングを意味しており、今後日本においても洗濯表示に追記される予定もある洗い方です。2016年12月より日本においても「ウェットクリーニング」の表示が付けられることになりました。
そこでここでは『ウェットクリーニング』について紹介します。
- 漂白剤を誤解していませんか?消臭効果もあり!
漂白剤と聞くと、とにかく白くしてしまうイメージで、例えば色柄物の衣服などには使用出来ないと思っていませんか?また、黄ばみなどのしつこいシミなどの汚れだけを落とすイメージを持っていませんか?
漂白剤は、実は正しく使うことで色柄物の衣服にも使え、また梅雨時などによくある、生乾きの臭いを無くす効果もあります。ただし、扱い方を間違うと失敗します。
このページでは、酸素系漂白剤について解説します。
- ロッカーやボックスを利用したクリーニングの注意点
ライフスタイルの変化や共働き世帯の増加などを背景に、時間的制約を受けず自由にモノの受け渡しが出来る専用ロッカーや宅配BOXが特にマンションなどに増えています。
宅配便が来る時間帯に自宅に居ない場合など、わざわざ再配達などを頼むことなく荷物が手に入るといったように、非常に便利な仕組みです。そして、クリーニングもこの便利な仕組みで利用されるケースが増えているようです。
このページでは、専用ロッカーや宅配BOXとクリーニングサービスにおける問題点を紹介します。
- 浴衣(ゆかた)のお手入れについて
夏の装いとして、特に花火大会やお祭りなどで活躍する「浴衣(ゆかた)」。近年では、若者などにもおしゃれ着として受け入れられ、男性では足元に下駄や雪駄などではなくビーチサンダルを履いたり、女性では膝上丈のようなスタイルが販売されていたりなど、現代風にアレンジした個性的な着こなしも行われているようです。
しかし、日本の伝統衣が若者文化に浸透している反面、例えばベルトではなく帯があるなど、その特徴やお手入れ法などは洋服のそれとは異なることもあります。そこで今回は「浴衣」について紹介します。
- カーペットや絨毯のお手入れ
カーペットや絨毯(じゅうたん)を洗ったことはありますか?小さいラグのようなものであれば自宅で洗う方もいるかもしれませんが、嵩張る大きなカーペットや絨毯(じゅうたん)となると、それこそお店までに持って行くのにも一苦労。故に、掃除機だけで我慢している方も少なくないかもしれません。
カーペットや絨毯(じゅうたん)は一般的なクリーニング処理とは異なり「特殊クリーニング」という扱いになります。その為、クリーニング店の多くではカーペット洗い専門業者へ委託することも多いです。
今回は、衣類ではありませんが、カーペットの取扱い法などについて解説します。
- クリーニング店のシミ抜き
クリーニング店に品物を出して「シミが落ちてない!」または「シミが綺麗に落ちて戻ってきた!」というような経験はありませんか?
シミはたとえ小さなものでも、それがあるだけであまり気持ちの良いものではありません。
クリーニングのサービスには、ドライクリーニングやウェットクリーニング、または水洗いといった「洗浄」と、アイロンなどを用いた「仕上げ」があります。そしてこれとは別に「シミ抜き」というサービスがあります。
クリーニング店はお店によってその技術力などにバラつきがありますが、「シミ抜き」の技術ほどハッキリと分かるものはありません。
このページでは、クリーニング店の「シミ抜き」について解説致します。
- カーテンのトラブルについて
カーテンは、なかなか洗う頻度が少ないアイテムで、新築時のオーダーカーテンを洗わずに10年以上経過している…なんて場合もあるのではないでしょうか?しかし、カーテンも衣類同様汚れます。また、その汚れ具合は、かなり蓄積していることが考えられます。
このページでは、カーテンのメンテナンスについてご紹介します。
- 嘔吐物のクリーニングについて
近年、ノロウイルスや感染性胃腸炎など、感染症が蔓延しています。また、これら感染症は患者の嘔吐物やふん便から人を介して二次感染したり、人同士の接触する機会が多いところで人から人へ飛沫感染など直接感染する場合があります。
このような感染症による嘔吐物はもちろん、お酒の飲み過ぎなどで嘔吐し、衣服に付着した場合でも、法律上原則一般のクリーニング店で洗うことは出来ません。今回は嘔吐物とクリーニングについて解説します。
- 洗濯代行としてのクリーニングサービス
共働き家庭が増える中、家事に費やせる時間がなかなか取れない人も増えているかもしれません。世の中には、そうした問題を解決する様々な代行サービスが増えています。
ところで、クリーニングサービスも古くから続く代行サービスでもあります。このページでは、クリーニングサービスを利用して時間を節約する事について考えてみたいと思います。
- ワイシャツが縮む理由とは
同じクリーニング店に出してるのに、襟やカフスが縮んで返ってくるワイシャツと縮まないワイシャツがあったりしませんか?ワイシャツには縮みやすいものと縮み難いものがあります。
根本的に、衣服というのは洗濯をすると生地が若干縮むケースが多いですが、このページでは、ワイシャツの衿やカフスにある縮み問題について解説します。
- 衣類における「除菌」「抗菌」「抗ウイルス」について
インフルエンザやノロウイルスが一般的に知れ渡ったころから「除菌」・「抗菌」・「抗ウイルス」という言葉も定着していましたが、新型コロナウイルスが流行してからは今まで以上に除菌・抗菌・抗ウイルスに対する消費者の意識が高まっています。「しないよりした方が良いだろう...」という気持ちで除菌を行ったり、抗菌・抗ウイルス加工の製品を選んだり、そうしたサービスを利用するといったケースが増えていると思います。
そこで今回、菌やウイルスの基本的知識から、除菌、抗菌、抗ウイルスとはどのようなメカニズムなのか?や、衣類に対する菌やウイルスの関係とクリーニングの有効性について紹介します。
<注意>ここで紹介している「除菌」「抗菌」「抗ウイルス」が全ての菌やウイルスに有効とは限りませんので、その旨ご了承ください。
- 洗濯を始める前の準備<衣服の生活習慣病を防ぐ③>
以前、本ホームページ内のコラムで「「人間」と「衣服」の共通点としての『健康管理』について」と題して、生活習慣病を例に解説しました。
衣服の生活習慣病を防ぐためのポイントは、具体的に「①衣服の買い方」「②着用方法」「③洗濯をする前の準備」「④洗濯洗剤について」「⑤衣服を洗う」「⑥洗濯物の干し方」「⑦日常の保管方法」「⑧クリーニングの出し方」「⑨長期の保管方法」の9つに分けて考えることができます。
今回は「③洗濯をする前の準備」を深掘りし、洗濯を始める前にするべきことを紹介していきます。
- 洗濯洗剤について整理しよう<衣服の生活習慣病を防ぐ④>
以前、本ホームページ内のコラムで「「人間」と「衣服」の共通点としての『健康管理』について」と題して、生活習慣病を例に解説しました。
衣服の生活習慣病を防ぐためのポイントは、具体的に「①衣服の買い方」「②着用方法」「③洗濯をする前の準備」「④洗濯洗剤について」「⑤衣服を洗う」「⑥洗濯物の干し方」「⑦日常の保管方法」「⑧クリーニングの出し方」「⑨長期の保管方法」の9つに分けて考えることができます。
今回は「④洗濯洗剤について」を深掘りし、洗剤の種類や効果を整理していきます。
- 衣服を洗おう<衣服の生活習慣病を防ぐ⑤>
以前、本ホームページ内のコラムで「「人間」と「衣服」の共通点としての『健康管理』について」と題して、生活習慣病を例に解説しました。
衣服の生活習慣病を防ぐためのポイントは、具体的に「①衣服の買い方」「②着用方法」「③洗濯をする前の準備」「④洗濯洗剤について」「⑤衣服を洗う」「⑥洗濯物の干し方」「⑦日常の保管方法」「⑧クリーニングの出し方」「⑨長期の保管方法」の9つに分けて考えることができます。
今回は「⑤衣服を洗う」を深掘りし、家庭洗濯における注意点を具体的に整理していきます。
- 衣服を干す・乾燥させる時の注意点<衣服の生活習慣病を防ぐ⑥>
以前、本ホームページ内のコラムで「「人間」と「衣服」の共通点としての『健康管理』について」と題して、生活習慣病を例に解説しました。
衣服の生活習慣病を防ぐためのポイントは、具体的に「①衣服の買い方」「②着用方法」「③洗濯をする前の準備」「④洗濯洗剤について」「⑤衣服を洗う」「⑥洗濯物の干し方」「⑦日常の保管方法」「⑧クリーニングの出し方」「⑨長期の保管方法」の9つに分けて考えることができます。
今回は「⑥洗濯物の干し方」を深掘りし、衣服を干す時・乾燥させる時の注意点を整理していきます。
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